よもぎって種から栽培できるの?
そもそも、どうやって手に入れるのか知りたい。
今回の記事は、このような疑問にお答えしていきます。
結論から申し上げますと、よもぎは種から栽培することが可能です。今回は種子の仕入から発芽までの簡単な方法をご紹介致します。お値段も300円と手頃。
実際に、私が種子をどこから仕入れ、どのような行程で発芽までさせたかを写真付きで解説します。ちょっとした失敗談もあるので参考にしてみてください。
ガーデニングや植物栽培がはじめての方でも、かんたんに始められることができます。難易度はかなり優しいので、ハーブ栽培を始めたい人にもお勧めです。
発芽後の育て方に関しては、別の記事で書いているので、そちらも合わせてご覧ください。
よもぎを種から仕入れるには?
それでは、まず「よもぎの種」を仕入れる方法をご紹介致します。方法といっても、どこで仕入れたかということなので、実際の手順はポチっと発注するだけです。
ただ、種もいろいろなところで販売していますし、どのような業者が販売しているのか、分からない方も多いと思いますので、私が購入したところをご紹介します。
よもぎの種はどこで仕入れたの?
私が購入した種はこちら。amazonから注文しました。ハーブの女王 ヨモギ 種 60粒 (日本産) (ブランド: Luckyseed)で検索しても出てきます。
私が購入した以外にも、たくさんの業者さんが販売しておりますので、お好きなECサイトからも検索できるよう、リンクを用意しておきます。
価格はどれくらい?
価格も298円(税込み:送料239円※2020年9月時点)と手頃で、注文後1週間以内に届いたと記憶しております。写真の封筒に入ってました。
60粒入りで500円で高いのか安いのか正直分かりませんが、一から育てる楽しみもありますし、その後は株分けで量産できるので、手頃だと思います。
届いたときの様子は?
こちらの写真にあるような説明書きと、チャック付きのビニール袋で送られてきました。(同時にタラゴンの種も頼んだので、写真はタラゴンの説明書)
種の保管方法から発芽させるまでの手順、その後の栽培方法など、植物の特徴に応じて丁寧な解説書が添えられており、初心者でも安心です。
6.発芽率は70%~90%以上ですが、発芽実験で得た数字なので、あくまでも栽培の際の参考数字です。簡単栽培方法でやっても、栽培環境(土、肥料、気温、混植、農薬、虫、異なる花粉、発芽育苗器等)と個人の栽培の差異によって、良い結果が得られないことはありますので、予めご了承下さい。
種まきについての注意事項|Luckyseed
A4サイズ1枚の裏表に記載されており、上記は注意書きの一部抜粋です。発芽させてみて、実感としても発芽率は70%を越えている印象でした。
種から発芽させるまで
では、種を仕入れたらさっそく発芽させてみましょう。小学生のときに、発芽に必要な条件について習ったことがあると思います。
日光や肥料が必要と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、発芽させるために必要な条件ではありません。順を追ってみていきましょう。
種子を発芽させるために、用意するものは?
発芽に必要なものは、道具としては特にありません。さきほどの答えは、「水・適温・空気(酸素)」
でした。これらがあれば発芽します。
ただ、苗が育ってきたら土に植え替えるので、いずれ必要になる土とプランターぐらいは用意しておいた方が良いしょう。よもぎは強いので手入れがほぼ要りません。
土に関しては、とくにこだわる必要はないと思います。基本的に水はけがよく、ある程度の保水力があれば、問題なくすくすくと育っていきます。
プランターは、後々、株分けすることを考えるとゆったりスペースのあるものが望ましく、20㎝ほどの深さがあるものが理想です。ただ、最初は必要ありませんので育ってからで良いでしょう。
発芽させる時期は?
基本的に、苗の植え付け時期として適切なのは、春先と秋口と言われています。よもぎの収穫時期は、3月末あたり6月中旬あたりが理想です。
夏になると、固い葉が多くなり青臭さも強くなってしまうので、柔らかな新芽を収穫するためにも、春先の収穫を考えた方が良いでしょう。
私は、まだ30℃を越える日が続く9月の初旬に植えました。日の当たる窓辺で室内で栽培しているのですが、冬にどうなるか楽しみです。
管理の方法は?
基本的に、表面が乾燥しないように、適度に水やりをすれば問題ないです。但し、種が水没すると窒息してしまうのでそこだけ注意してください。
また、土の中に埋めなくても、土の表面やティッシュを湿らせ、その上に種を置いてから水やりしても2、3日で発芽します。
ちなみに、私は発芽の様子をよく見たかったので、20~30粒ほどをティッシュの上に撒いたのですが、これは失敗談のところで触れます。
種子の保管はどうすればいいの?
種はどこで注文しても、かなりの数あるのですべて使わない場合も多いと思われます。その場合、種乾燥剤と一緒に冷蔵庫に保管すれば大丈夫です。
また、注意書きには常温保存をすると「発芽力が下がる可能性」があると記載されていたので、その通りにしています。
冷蔵保存でどれほど持つかについては、検証が必要です。種子が発芽し、苗が2~3cm程度に成長したら、あとは風通しのよい日向において、水やりをすればOKです。
栽培後は、採取し料理やお茶などに使用できます。
失敗談・・・おすすめしません。
・最初から土でやればよかった・・・。
ずばり、これです。発芽をじっくり見ようと思ってティッシュの上でやったのですが、思いの外、根がしっかり張られており、取り出すことができませんでした。
ティッシュの細かい繊維の中まで根を張っていて、芽を引っ張ってもティッシュと同化しているように、中々取れません。強く引っ張るとちぎれてしまいますし。
やるなら、トイレットペーパーなどの方がまだマシかもしれませんが、いずれ土に移すのであれば最初から土の上で発芽させてから徐々にポッドを大きくる方が賢明でしょう。
おわりに
今回は、よもぎを種から栽培してみようという企画でスタートしました。思いの外、かんたんでビックリしていますが、香りの良いよもぎを収穫することがゴールです。
今後の記事として、越冬の方法や株分けについても詳しくレポートしていく予定です。栽培したよもぎを使用して、料理にも挑戦していく予定です。
今回の内容はこれで以上となります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
30代会社員、web.contents.creater&ヨモギ研究家。参加サークルで小説を書いている。塾講師歴10年、2019年退社。その経験を活かし、教育関連のコンテンツや記事を作成。
コメント