「法律知識ゼロの30代会社員、行政書士試験の独学勉強法を公開!」~初級編①~

行政書士

こんにちは。

今回のテーマは「行政書士試験」の「勉強方法」です。法律知識ゼロからスタートをする方向けです。私もスタートはゼロからで、30代からの挑戦でした。また、会社員ですので、スクールに通う時間も中々取れないため、独学を選択しました。こちらの記事をご覧になって頂くと、勉強方法の一つとして、吸収できるかもしれません。

  • 「何から勉強をしたら良いか分からない」
  • 「参考書を買ってみたものの、続かない」
  • 「自分に合う勉強方法を模索している」
  • 「そもそも法律なんて勉強したことがない」
  • 「まとめて長い時間を中々取ることができない」

こんな悩みを持った方の参考になればと思います。

この手のことを調べると、たくさんの記事やサイトが出てきますね。悩む人が多いのも理解できます。また、どのようにして受かりたいか、人それぞれでしょう。私は…

  • 「極力お金を掛けないで合格したい」
  • 「短期決戦ではなく、じっくりで構わない」

という選択を取っています。学習も段階に応じて、進め方や必要な勉強法は違うと思いますが、今回は「学習の初期段階」に絞って、記事を書くことにしました。

それでは、さっそく内容に入っていきましょう。

目次

1.参考書籍と問題集の選び方

2.計画の立て方と進め方

3.管理の仕方

1.参考書籍と問題集の選び方

まず、勉強を始めるには、道具が必要ですよね。そもそも、どんな問題が出て、どれくらいの難易度なのか、敵を知る必要があります。こういった資格試験で、参考書選びで迷う方は少なくないと思いますが、四の五の言わずにとにかく買ってみる、これが一番正解だと思います。最初から投げやり感が出てしまっていますが、道具に拘っても仕方ありません。強いて言うなら、「これなら大体、全部網羅してそう…」という参考書と実践演習形式の問題集が各1冊ずつあれば、スタートの学習としては十分でしょう。過去問は無料で手に入りますよ。

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2.計画の立て方と進め方

行政書士の試験はざっくり言うと、以下6ジャンルから出題され、中でも「民法」「行政法」は配点が高いです。基本的に順番通りに従うのがベターかと。

  • 憲法
  • 基礎法学
  • 民法
  • 行政法
  • 商法
  • 一般知識

私は憲法からやりました。中学生ぶりです(笑)試験勉強なんて、大学受験ぶりなので10年以上前。しかも、大学は文学部だったので、法学の知識なんて皆無です。法律に限らず、私は昔から「社会科」の「堅苦しい言い回し」「制度」「仕組み」が大嫌いでして、最初は1mmも頭に内容が入らい上に、加齢による記憶力低下もあって、最初は結構苦しかったです。しかし、やり方(スタイル)を確立させ、それをルーティン化することで徐々に定着させていくことができました。

「進め方のポイント」

1.自分に合う暗記のスタイルを決める

2.1週間単位で、どこまでの内容を進めるかを決める

ポイントはこれだけです。

ただ、これだけではよく分からないので、もう少し具体的に説明します。

例えば、憲法を学習する場合、用語や判例知識を覚えていくことが、行政書士試験をクリアする上で重要になってきます。出題パターンとして「正誤問題」が比較的多いため、正しい知識を基準に、取捨選択するスキルが求められます。当然、知識は暗記しなければなりませんし、その問題が出題されたときに、「あの参考書のあのページのジャンルからの出題だな」と判断できなくてはなりません。

暗記方法は人それぞれですが、私は参考書の内容を理解したら自分で問題を作成するようにしていました。例えばこんな感じです。

問1.

(  )代理による取引の場合、原則として本人にその効果は帰属(   )が、本人の(  )があった場合は、(  )時に遡って(  )となる。

A. 無権 しない 追認 契約 有効

これは「行政法」の「代理」というチャプターの「無権代理」からの出題です。学び始めは「『本人』が誰を指しているのか」とか「効果が帰属するってどういうこと?」といった具合に、一つ一つ言い回しに慣れることが大変でした。また、理解をしても、抜けてしまうので、繰り返すことが重要です。人によっては、「読む(インプット)」「解く(アウトプット)」を高速でこなして、知識を体系化するという人もいるでしょう。しかし、私は学生時代から暗記は時間が掛かるタイプだったので、一つ一つじっくりやることにしました。「どこまで問題としてつくれば良いのか」ということについては、また別の機会で説明をします。

整理すると、「読む→理解する→問題をつくる」これをひたすら繰り返します。その量を1週間単位で自分で範囲を決めて、ひたすら問題作成を進めます。

3.管理の仕方

問題をつくるのは、分かったけれど作りっぱなしでは意味ないのでは?

その通りです。つくっても、振り返らないと意味がありません。ある程度、問題づくりを進めていくと、結構な分量になってくるので、問題作成と問題を解いて暗記することを同時進行で進めることをお勧めします。目安として、1週間でつくった問題の倍を暗記すれば、ちょうど良いサイクルになると思います。

・3月1週目…50問作成

・3月2週目…50問作成(累計100問)

・3月3週目…50問作成(累計150問)+問1~100を暗記テスト

・3月4週目…50問作成(累計200問)+問1~100を暗記テスト

あれ、4週目は問101~200ではないの?と気付いた方もいると思いますが、大丈夫です。おじさんの記憶力であれば、先週のテスト内容なんて簡単に忘れられますよ(笑)まぁ、正直、ここはどこをやっても構わないので、私は適当に選んで、やった日付とスコアだけを記録するようにしています。当然ですが、セルフテストは、暗記をしてからでないと意味がないので、その時間も確保しましょう。

最後に、勉強時間について、ちょっと触れておきましょう。

あくまで、私がサンプルになりますが、50問の問題作成と100問の暗記テストを毎週こなすために、大体、1週間で6時間くらい掛けていました。私はいつも1週間15ページ前後進めると決めており、読んで理解するのに90分~2時間、問題作成に3時間、暗記&テストに90分~2時間くらい掛かっていたと思います。毎日だと飽きるので、2日に1回とか、週末にまとめてとか、わりと適当です(笑)

今回は、「行政書士試験の勉強をはじめたばかり!」という方に向け、記事を書いてみました。次回以降は、内容やもっと詳細な情報について、発信をしていく予定です。最後まで、ご覧になって頂き、ありがとうございました。

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